地縁団体法人野沢組のページへ 野沢温泉の道祖神祭り
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道祖神とは
祭りの組織
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初燈籠
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社殿造り
火元もらい
火祭りの攻防
道祖神のうた
初灯籠
前年に長男が誕生した家では、子供の成長を祈って初燈籠を作り、火祭りに奉納する。
燈籠作りは、燈籠棟梁の指揮に従って親戚や友人たちが集まって作られる。
燈籠の高さは5間(約9メートル)、中心柱は下段がミズナラ、上段が杉を使い、最上部にオンべ(御幣)、その下に傘、この傘の周囲に赤色の垂れ幕を回らし家紋を付ける。傘の下には風鈴に、丸燈籠、白扇、ようらくを吊す。次には絵を描いた菱燈籠。そして竹ひごを柳の枝のように垂らし、中央に万燈籠を付ける。一番下には竹の輪を二重に吊し、親戚や友人たちから寄せられた書き初めをたくさん下げる。
燈籠作りは秋のうちに行われ、1月11日に「灯籠丸め」と称して家の前に燈籠を組み立て完成の祝宴が開かれる。そして火祭り当日まで毎日家の前に立てられる。
1月15日の夕方、親戚や友人がその家に集まり燈籠送りの宴を開いた後、たいまつの火を先頭に燈籠が会場へと運ばれる。火祭りの攻防戦の末、社殿が最高潮に燃え上がったとき燈籠を燃やす。
初燈籠・野沢温泉の道祖神祭り