地縁団体法人 野沢組 野沢組とは

 野沢組は、江戸時代後期より続く、伝統ある野沢温泉の村人(組員)の自治組織です。代表の「惣代」(そうだい)を中心として村人の共有財産である山林や水源、温泉を守り、村人の生活全般を支えています。
 現在は、野沢温泉村長が認可する地縁団体として法人化されています。

 野沢組は、惣代1名と副惣代2名、そして約20名の協議員で構成されており、次の8つの委員会があります。

1.総務委員会 −−− 正・副惣代経験者で構成され、惣代を助けて組の運営全般に当たります。

2.文書管理委員会 − 惣代の文書蔵(郷蔵)に長年保存されている古文書の管理や研究を行います。

3.温泉管理委員会 − 野沢組が所有する温泉源の管理運営と、共同浴場の管理を支援します。

4.式典祭事委員会 − 湯澤神社など寺社に関すること、燈籠祭りや道祖神祭りの運営執行を行います。

5.林野道路委員会 − 野沢組が所有する山林原野の管理、道路に関することを行います。

6.堰委員会 −−−− 堰、用水の管理、近隣各区との用水の問題にあたります。

7.労務委員会 −−− 野沢組各区の区長と連携して共同作業などを行います。

8.外国人委員会 −− 外国人と共生できるよう外国人の居住実態・調査等の諸問題を担当します。